日本特別活動学会第12期会長に就任いたしました安井です。
3年間よろしくお願いいたします。
さて、学校教育において特別活動はなぜ必要とされるのでしょうか。その理由は、子どもたちと先生たちの協働によって学級や学校の生活の内容を豊かにし、誰もが自分らしく、のびのびと、安心して学び、暮らすことのできる場を創り出す、ということにあるのではないでしょうか。特別活動は、学級活動・ホームルーム活動、児童会活動・生徒会活動、クラブ活動、学校行事によって構成されていますが、それらが学級や学校の生活づくりにどのような意味を持ち、役割を果たしているのかを問うことが重要です。
本学会では、小学校、中学校、高等学校、大学、研究機関、教育行政機関などの研究者や実践者が会員となり、多様な学問的基盤に基づき、特別活動の教育的意義や内容・方法、教師の指導のあり方等について理論的に、実践的に研究しています。特別活動に興味・関心をお持ちの皆さん、私たちとともに、特別活動の研究と実践を深めていきませんか。